ファッション販売員 ファッションデザイナー

憧れのファッションデザイナーへの転職だったのですが・・・

行動力が旺盛な女性の転職事例です。
販売員から未経験ながらデザイナーに転職が成功した事例です。

 

ショップ店員をやっている人の多くは日々、日々多くの洋服といろいろなお客様に接するなかで「こんな服があればいいのになー」という想いがふくらみがちですよね。

 

デザイナー未経験でも、マイナビやとらばーゆやいくつかの求人情報を探すと、 「未経験OK」のデザイナーの求人がたくさんみつかります。

 

そして、ショップ販売員の経験を踏まえて面接でアピール。見事転職成功! しかしそこには多くの場合、「落とし穴」がまっているようです。

 

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大阪府に住む29歳の女性です。20歳の頃から百貨店の中に入るアパレルファッションブランドで販売員をしていました。
小さい頃から洋服がすごく好きで、アパレル関連の仕事に就いたのは自然な流れだったと思います。

 

最終的に6年間勤めましたが、その間転勤が数回ありました。転勤といってもすべて近畿圏だったので退職を決意するほどではありませんでした。ただ転勤する場所すべてに厄介な店長がいて、他のスタッフが辞めて人手が足りないところに回されているような状態でしたので、不満は徐々に募っていたように思います。

 

そんなとき、ふいにデザイナーになりたいという思いが湧いてきたのです。

 

転職と考えてからはとても早かったように思います。もともと5年は勤めようと考えて入社していたので、退職が当然のように思えていたのかもしれません。マイナビやリクナビ、とらばーゆで未経験OKの募集がたくさんあったので、ピンとくるところがあれば応募をしていました。あとあと知ることになるのですが、ファッションデザイナーは全体的に採用人数が少数で、非常に競争率が高い職業だったようです。私は本当に運良く採用が決まりましたが、今考えればアパレルやファッション業界専門の転職エージェントに登録するという方が早かったのかもしれません。

 

そうして無事に就職が決まったのですが、思い描いていた転職とは少し違っていたというのが本音です。年収は100万円近くあがりましたが、当初デザイナーとして採用されたはずなのに、会社の都合でパターンも担当しなければいけなかったのです。仕事ですので文句を言わずにやりましたが、その他にも残業が非常に多い点で、不満に感じることもありました。

 

その中でも最も辛かったのがコレクションのシーズンになると徹夜で仕事をすることが続いたことです。アパレル時代は残業はほとんどなかったので、年収があがっても拘束時間が長すぎると辛いな、と思っていました。

 

転職をしてよかった点は、社内に様々なタイプのデザイナーさんがいらっしゃるので毎日すごく刺激的で、自分のステップアップにつながっていると実感できることです。転職した会社は、若者向けのファッションブランドを多く展開している会社です。ひとつのジャンルに縛られずに幅広くファッションを展開しているので、日々勉強になることばかりです。
転職で迷われている方へ。転職したいと思っても、ズルズルと今のままで過ごしてしまっている人も多いかと思います。仕事をしながら転職活動をするのは本当に大変です。ですので、やはりアパレル、ファッション専門の転職エージェントを利用されることをオススメします。プロの方に相談に乗ってもらって、あなたにあった会社をいくつか紹介してもらいましょう。1人で迷っているだけでは何も変わりません。視野を広げて行動してみましょう。

 

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実際彼女は転職エージェントを利用したことはないそうですが、ご自分の経験から「自分は会社の本音のニーズ」をきちんと把握できていなかったので、企業のニーズをより詳細に把握している転職エージェントを利用してみては、ということです。

 

私の経験では転職エージェントもピンきりであり、求人を出す企業のニーズや企業の事情などを詳しく把握している転職エージェントはあまり多くはありません。

 

なので、転職希望の企業に知り合いがいて、いろいろ内情を聞かせてもらえるという人は、そうした「生きた情報」を集めることである程度の「リスク」が解消できると思いますが、そでない人は、転職エージェントに相談して、本当に自分の希望に合う会社だけを紹介してもらううとよいと思います。

 

★アパレル専門のエージェントは最近増えているのですが、私が自信をおっておすすめできるのは二つしかありません。

 

いずれも、あなたの希望の求人や将来のキャリアイメージを踏まえたうえで、ベストな求人をいくつか紹介してくれます。
その大半が非公開求人です。さらに、書類選考や面接対策もかなりきめ細かくアドバイスしてくれますので、
求人がうまく見つからない場合や選考対策に自信がない人は一度相談してみるとよいと思います。

 

→ こちらのページでもう少し詳しくご紹介しています。